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気の向くままに
 日頃の教育実践や,教師という仕事を通して感じてきたことをタイトル通り気の向くままに書いていくブログです。ですので,気が変わると,書いていることが180°変わるかもしれません。ですが,1歩ずつ確実に前進できていればいいかなぁと思う今日この頃です。読まれた方と何か共感できればいいなと思ってつづっています。
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 今日は,職員研修で人権同和問題に関して,ハンセン病の研修でした。


 実際に,ハンセン病を患い,収容されていた方で,熊本地裁でたたかっていらっしゃった方のお話を聞く機会でした。



 で,感想。


 わたしの中で,人権同和問題とハンセン病がこれまでに,いまいち結びついていなかったんですが,今日の話で,自分がはずかしいなぁと思いました。

 わたしは,以前のような,人権同和問題なんて正直言ってほとんど残っていないと思っていたからです。

 わたしがよく聞いていた話は,江戸からの身分制度とか,部落問題とか,そういった類のものでした。でも,ハンセン病の話は,今でも,人々の心の根にとどまる,深い人権問題だと感じました。

 その方の話を聞いていると,まるで,ドイツのユダヤ人への迫害を思わせるような,そんな人権差別が日本でも起こっていたんだと憤りと悲しみがこみ上げてきました。

 この方に聞いた話は,インターネット等で検索しても出てきません。調べて分かる内容というのは,氷山の一角だったんだなぁと感じることでした。やはり当事者が語る言葉の重みというのは違いますね。当事者のほとんどが高齢化してしまい,今を生きる人々の心から薄まってしまうことが,なんというか,残念です。それでも,今そんな偏見的な差別と戦っている人がいるということを肝に銘じてこれからの教育活動をしていきたいと思います。

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よくあるじゃん。
エイズしかり。
日教組批判しかり。
アイヌしかり。

その他にも、富裕層と貧困層しかり。
富裕層は、高い文化レベルの教育が受けられて、
貧困層は、共働きだったりして、家庭教育が行き届かなかったり。
母子家庭でさえ、冷たい目線で見られる。

案外、気がついてないだけで、そこらへんに偏見はありますよ(^^)
残念な限りではありますが。。
ますを 2008/09/30(Tue)00:03:42 編集
> ますをさん
 まぁ,ふと思い返せば,よくある話ですよ。

 でもねぇ。それから目を背けていた(見えないことにしていた)自分がいるんだなぁと改めて気付かされたわけです。

 いつも,こうして自分に帰ってくる研修だったらいいのにな。
KOJIJI 2008/09/30(Tue)22:33:44 編集
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